駆け出しブログでもSEOで勝てる記事作成方法

ブログを始めたばかりでも、SEO(検索結果)上位サイトと戦える記事の作り方を解説します。

「SEOが大事なのは知ってるけど、企業サイトや強ドメインがいて太刀打ち出来ないよ…」と思いかもしれませんが、立ち上げたばかりのサイトでも工夫しだいで上位表示は可能です。

大事なことは3つ。

  1. “圧倒的な情報量”を詰め込む
  2. 読者が気付いていないニーズに踏み込む
  3. 他が面倒がってやらないことをあえてやる

SEOで上位表示されるようになれば、ブログに訪れるユーザーが増え収益アップも期待できます。

本記事で駆け出しブログでのSEOの戦い方を学んでいきましょう。

“圧倒的な情報量”を詰め込む

SEOで勝負するためには、何らかの要素で検索結果上位サイトを上回る必要があります。

駆け出しブログの場合は「情報量」で他を圧倒してください。

ユーザーの悩みや知りたがっている点をどこよりも考え、どこよりも沢山解決します。それが出来れば「網羅性」という観点で上位サイトを上回れます

ひとつの記事で悩みが解決できれば、それに越したことはありません。何度も検索結果を行ったり来たりするのは、ユーザーにとってストレスになりますからね。

では“圧倒的な情報量”がある記事をどう作るのか

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 検索結果上位10サイトの構成をメモ
  2. 記事に絶対必要な要素と欠けている要素を抽出
  3. 調査を元に記事構成を立てる
  4. 記事を作成する

検索結果上位10サイトの記事構成をメモ

まずは自分が狙いたいクエリ(キーワード)を検索して、上位サイトの記事構成を見ます。

例として「ブログテーマ おすすめ」というクエリを見てみましょう。

検索結果を整理すると以下のようになりました。

記事の構成要素登場回数1位2位3位4位5位(※)6位7位8位(※)9位10位
WordPressのテーマとは?3回
テーマを導入するメリット5回
テーマの選び方5回
テーマのインストール方法6回
無料テーマ紹介8回
有料テーマ紹介8回
テーマ変更時の注意点1回
テーマの比較2回
よくある質問1回
数字は記事内で出てくる順番。(※はブログジャンルの選び方の記事)

検索意図は大きく2つ。「wordpressテーマのおすすめを知りたい」「ブログジャンルのおすすめを知りたい」ですね。

この段階ではユーザーニーズを正確に把握することに務めます。

他サイトの記事構成を見る時は「ラッコキーワード」「thruuu」などのツールを使ってもよいですが、初心者のうちは直接サイトを確認することをオススメします。

どんなサイトで、どんな文章で、どんな装飾が施されているのか見るのは勉強になります。

記事に絶対必要な要素と欠けている要素を抽出

情報を整理したら、競合サイトの記事構成を分析していきます。

記事を作成する上で無くてはならない要素と、上位サイトが満たしきれていないニーズを浮き彫りにするのが目的です。

構成要素登場回数1位2位3位4位5位(※)6位7位8位(※)9位10位
WordPressのテーマとは?3回
テーマを導入するメリット5回
テーマの選び方5回
テーマのインストール方法6回
無料テーマ紹介8回
有料テーマ紹介8回
テーマ変更時の注意点1回
テーマの比較2回
よくある質問1回
数字は記事内で出てくる順番。(※はブログジャンルの選び方の記事のため除外)

絶対必要な要素の分析

上位サイト全てに入っている内容は必須な要素です「無料テーマと有料テーマの紹介」「テーマの選び方」「テーマのメリット」「テーマのインストール方法」などがそれにあたります。

上位サイトを見ると「Wordpressのテーマとは?→テーマを導入するメリット→テーマの紹介」という順番の記事構成が多いことがわかります。構成要素の順番を決める参考に覚えておきましょう。

一方で「テーマの比較」「テーマ変更時の注意点」は少なめです。これらの要素は重要視して書かなくてもよさそうと予測が立てられます。

このように上位サイトの記事構成を分析して過不足のない情報を揃えてください。もし上位サイトで必ず書かれている情報が、自サイトの記事になければSEOでは到底勝てません。情報量の時点で負けているからです。

まずは相手と同じ土俵に立てるように情報を網羅していくのを心がけましょう。

欠けている要素の分析

次に他サイトに欠けている要素を探します。

欠けている要素とは「ユーザーが実は知りたいと思っているのに、他サイトには載っていない要素」のことです。

ユーザーが実は知りたがっていることを載せられたら、それは「サイト独自の情報」となります。サイト独自の情報は他サイトを圧倒することに繋がります

今回の例で言うと「テーマのデメリット」という要素が欠けているように見えます。メリットがあるならデメリットも知っておきたいですよね。

あとはテーマを紹介する数です。上位サイトの記事では大体3~10程度の有料・無料テーマを紹介していました。もし新しく記事を書くならその倍の20個くらいのテーマを比較してみるのはどうでしょうか。ユーザーがまだ知らない情報を沢山届けることで、本当にユーザーに合うテーマを教えてあげられるかもしれません。

駆け出しブログがSEOで戦う上で重要になるのは、他のサイトにはない”独自性のある情報”をいかに入れられるかです。

何の要素が欠けているかはクエリによって違います。

ユーザーの立場に立って、「記事にどんな情報があったら嬉しいか」を考えて足りない要素を見つけてみましょう。

調査を元に記事構成を立てる

記事に絶対必要な情報と欠けている要素を用意したら、記事構成を作ります。

記事構成を作る時に大事なのは「知りたい時に知りたい情報が知れること」です。

先ほど調べた情報をもとに、以下のような記事構成を組んでみました。

1.Wordpressのテーマとは?
2.Wordpressのテーマを導入するメリット
3.Wordpressのテーマを導入するデメリット
4.Wordpressの有料テーマのおすすめ(10選)
5.Wordpressの無料テーマのおすすめ(10選)
6.有名サイトが使っているWordpressテーマ
7.Wordpress テーマ選びの極意
8.Wordpressのテーマインストール時の注意点
9.Wordpressのテーマインストール方法(テーマ別に解説)

今回は「Wordpressのテーマについて理解を深めた上でテーマを選びたい」というニーズが読み取れたので、まずはテーマの説明とメリット・デメリットの解説。その後におすすめのWordpressテーマを紹介する構成にしました。

記事を読みに来るユーザーは「無料テーマのおすすめ(10選)」を見た段階でページを離脱するかもしれませんが、ユーザーの検索意図を満たせたならページ滞在時間を気にする必要もありません

ただ「おすすめのテーマはわかったけど、有名なサイトがどんなWordpressテーマを使ってるか気になる!」と考えるユーザーもいるはずです。そのユーザーは引き続き記事を読み進めるでしょう。

情報を網羅するということはユーザーの興味・関心を満たし続けてあげることです。

「これを知ったら次はこれに興味出るんじゃない?」「こういうのも知りたくない?」とユーザーに問いかけるように記事構成を作っていけば、自然とユーザーが知りたい順番になっていきます。

あとは立てた構成に従って記事を書いていくだけです。

読者が気付いていないニーズに踏み込む

駆け出しサイトがSEOで勝つためには、読者自身が気付いていないニーズまで満たす必要があります。

検索結果上位のサイトに無い満足感を生み出せれば、ユーザーにとって有用性の高いページを作れます

ユーザーにとって有用性の高いページであれば、Googleは自然と検索結果上位の方に表示させてくれます。Googleは「有益なコンテンツを検索結果に表示させる」と明言していますからね。

では、読者が気付いていないニーズとは何か?

それは「読者自身がまだ言語化できていない知りたいこと・やりたいこと」です。

潜在ニーズを多く満たす

読者自身が気が付いていないニーズのことを「潜在ニーズ」と呼ぶこともあります。

潜在ニーズを満たすということは、ユーザーが本当に解決したい問題について触れて、それを解決まで導くことです。

ユーザーは何が欲しいのか分からなくても、検索して問題を解決しようとします。

「心では何がしたいのかハッキリしてなくて、上手く言葉に表現出来ない。でも、やりたい、欲しいってことだけは分かってる!」

みなさんも曖昧に検索を始めて、検索結果のタイトルを見て「そうそう!それを知りたかったんだよ!」と思う経験をしたことがあるでしょう。

例えば「ブログテーマ おすすめ」と検索する人のことを考えてみます。

ブログテーマのおすすめを知りたがっている事は明白ですが、どんなテーマを求めているかは不明瞭。

”おすすめのテーマ”と一括りにされていますが、そのニーズはいくつも枝分かれしています。

  • SEOに効果のあるテーマ
  • カッコイイデザインのテーマ
  • みんなが使っているテーマ
  • 管理がしやすいテーマ
  • シンプルなデザインのテーマ
  • 料金が安いテーマ
  • 海外製のテーマ
  • 自サイトに合っているテーマ
  • 吹き出しアイコンが利用できるテーマ
  • 装飾項目が多いテーマ
  • 動作が軽いテーマ
  • etc.

「ブログテーマ おすすめ」を細分化すると、たくさんのニーズがあることが分かります。そのうえで、もう一歩先まで踏み込みます。

ユーザーはなぜその情報を知りたいのか考える

するとSEOに効果のあるテーマを知りたかった人が本当に知りたかったのは「サイトのアクセス数を増やす方法かもしれない」と想定できます。

であれば、おすすめのWordpressテーマ以外にも、アクセス数を伸ばす方法もユーザーに教えてあげるべきでしょう。

文章中や章の最後に内部リンクを入れて、アクセスアップの方法を解説した記事に促すのが有効的です。

記事の中で潜在ニーズを満たそうとすると文章量は自然と多くなり、圧倒的な情報量にも繋がります

駆け出しサイトが出来るのは「とにかくユーザーの満足感を高めること」です。

そのために記事を作りこんでいけば、SEOで戦える記事が出来上がります。

他が面倒がってやらないことをあえてやる

駆け出しサイトは「面倒だけど、あったら嬉しい工夫」を積極的に行いましょう。

ユーザーにとってはメリットに繋がる内容だけど、ライターにとっては面倒極まりないものに活路があります

自サイトだけの強みが出来るからです。

例えば「ブログテーマ おすすめ」で考えてみましょう。

もし私がユーザーの立場だったら、有料テーマをすべて購入して、テーマによってSEO順位に差が出るのかを試した記事があったら面白いと感じます。テーマ購入の参考にしようとも考えるでしょう。

ただこの検証をするためには、有料テーマを全部買って、ブログを複数用意して、同じくらいの記事ジャンルの難易度で、同じくらいの投稿頻度で、期間をおいて検証を行わなければなりません。

はっきり言って面倒です。想像しただけでPCに向かうのが億劫になる。

しかし、誰もやらないからこそトップになれる。かけた時間と労力と情熱はユーザーに伝わり、感動を呼び起こします。

大変な苦労をかけて書いたら「こんなところまで調べてるの!?」と尊敬の念を抱くユーザーも出てくるでしょう。

たとえ小規模なサイトであっても、ユーザーのことを考え抜いて作られた記事はSEO上位を取れます。

Web運営者のバイブルである「沈黙のWebマーケティング」で有名なウェブライダーが運営するサイトが良い例です。

素敵なギフト美味しいワインは少ない記事数ながらも、記事のクオリティを高めることでSEO上位表示に成功しています。

昨今、記事の信頼性を高めるために「〇〇の専門家です」とプロフィールに記載する風潮がありますが、文章に起こすだけなら誰でも出来てしまいます。

最悪、ウソをついても別に問題はないのです。

しかし記事は嘘をつきません。

記事内容が良くなければユーザーは悩みを解決できないですし、ページを見て満足することも無い。その点ユーザーの評価はシビアです。読んだ記事で満足できなければ、色んなサイトを循環しますからね。

「検索結果上位のサイトにはないけどユーザーが知りたがっている情報」は、駆け出しサイトがSEOで戦うための武器になります。

何をすればユーザーに感動を与えられるのか、ぜひ考えてみてください。

できることから始めよう

ここまで読んでくださった方は、「えっ、そこまでやるの?」と思うかもしれません。

出来ればチャレンジして欲しいですが、いきなり全ての要素を取り入れて記事を作成するのは大変な労力がかかります。

まずは実践できそうな内容から始めてみると良いでしょう。

検索結果上位サイトを分析してから構成を作ってみる。もう少し商品について詳しく説明できそうだから書き足してみる。同じような性能を持った商品があるから、それとスペックを比較検証してみよう…などなど。

いままでやってこなかった要素をひとつでも加えられたら、記事のクオリティは見違えるように変わります

そんな記事を書いていけば、駆け出しサイトでもSEOで戦っていくのは十分に可能です。