ライティング時に参考にしている本「文章力の基本」を紹介

文章力の基本のサムネイル

私がライティングをする際に参考にしているのは、「文章力の基本」という本です。

本のタイトル通り「文章力の基本」が書かれており、「簡単だけど、だれも教えてくれない」文章力の基本が77のヒントにまとめられています

  • 短く書く
  • 「てにをは」を正しく使う
  • 読点は、意味の切れ目に打つ
  • 話し言葉の影響を避ける などなど…

文章力の基本では、文章作成のルールやテクニックを解説する際に「良い文章・悪い文章」が例に挙げられます。文章例を見れば、文章作成時にやりがちなミスをチェックできるでしょう。

本書で書かれているのは、あくまで文章力の基本。しかし侮るなかれ。基本を身に付けているのと、身に付けていないのでは、文章力に大きな差が生まれます。

ブログ記事作成におけるライティングは「文章力の基本を実践するだけ」で十分です。

文章力の基本の概要

文章力の基本が発売されたのは2009年。2020年時点で、50回以上増刷されています。

著者である阿部紘久は、帝人(株)で宣伝企画系の業務に従事したあと、米国系企業でCEOを経験。その後、昭和女子大学で文章力の指導を行なっていた経歴を持ちます。

Amazonレビューでは308件の評価が寄せられており、総合評価は星4つ。

【文章力の基本の目次】

第1章 短く書く
第2章 自然な正しい表現で書く
第3章 言いたいことを明確にする
第4章 分かりやすく書く
第5章 簡潔に書く
第6章 共感を呼ぶように書く
第7章 表記とレイアウトにも心を配る

文章力の基本を身に付けるメリット

文章力の基本を読めば、文章を書く力が向上します。

得られるメリットは3つ。

  • 文章が相手に正確に伝わる
  • 文章を迷いなく書き進められる
  • 文章で読者の心を動かせる

文章が相手に正確に伝わる

文章力の基本を身に付ければ、自分の考えや意見を、文章だけで相手に伝えられるようになります。

正しい日本語や文章の基本ルールを守れば、相手に伝わりやすい文章を書けるからです。

例えば、以下2つの文章を見比べてみてください。

①私行きます

②私行きます

1文目は「私本人が行く」と述べているようですが、2文目は「私以外の人も行く可能性」を示唆しているようです。

たった1文字の違いが、読者を混乱させます。

ブログで大事なことは、読者に記事の内容が伝わることです。記事を読むのは読者なので、こちらが頑張って伝えようとしても、相手に伝わらなかったら記事は読まれません。

文章力を身に付けたい人の中には、以下のような要望を持つ人もいるでしょう。

「売上を上げられるセールスライティングを教えて欲しい!」
「SEOに効果的なライティング方法を知りたい!」
「自分の文章で読者をファンにさせたい!」

ゆくゆくはこのようなライティングを目指したいものですが、それらの前提として必要な能力は「文章力の基本」です。

読者に文章の内容が伝わらないと、何も話が始まりません。まず記事に必要なのは、相手に正確に伝わる文章です。

文章を迷いなく書き進められる

文章力の基本を身に付けることで、文章を書く際の迷いが無くなります

文章には、相手に伝わりやすい文章の組み立て方があり、それを学べば書くべき文章は自然と決まってくるからです。

例えばPREP法という文章の型があります。

「結論⇒理由⇒具体例⇒結論」の順に述べることで、読者に内容を分かりやすく伝える方法です。

この段落でもPREP法を使っています。

結論(Point):文章力の基本を身に付ければ、文章を書く際の迷いが無くなるのです

理由(Reason):(なぜなら)相手に伝わりやすい文章を学ぶことで、次に書く文章は自然と決まるからです

具体例(Example):例えばPREP法という文章の基本の型があります

結論(Point):文章力の基本を身に付けることで、迷いなく文章を書き進められます

文章力の基本に沿って記事を書き始めれば、迷いなく文章を書き進められるでしょう。

文章で読書の心を動かせる

文章力の基本を踏まえて記事を作成すれば、自分の主張が読者に伝わります。

文章を通じて、人の感情に訴えかけられるのです。

こんなことを書くと、「自分には大層な主張がないから無理だ」と思うかもしれません。

しかし主張は何だっていいのです。好きなテレビ番組でも、使って良かった化粧品でも、嫌な気持ちになった体験談でも。

何かを発信すれば、読者に届きます。それを受け取った読者は、その主張に対して感情を抱きます。

例えば、本記事では「文章力の基本という本が、ライティングする際にオススメです」という主張があります。

この主張に対してどう思ったのか。

「要らねー」「難しそう」という反発の感情もあれば、「こういう本を待ってた!」「ちょっと読んでみようかな?」といった好感を抱く感情もあるでしょう。

ブログを通じて何かを発信することによって、読者の感情を動かせる。ただ、そのためには前項でも説明した通り、読者に内容が伝わらなければスタートラインに立てません。

文章力の基本は、読者の感情を動かすブログ記事を作るきっかけとなれる本です。

文章力の基本の評判

文章力の基本は、「基礎こそが大事ときづかせてくれる」「久しぶりに国語の授業をしたような感覚だった」などの評判が上がっています。

文章力の基本に寄せられている良い評判には、「読みやすい文章が書けるようになった」という文章力向上を実感する人の声が多いです。

昔から文章力に自信が無くて本書を手に取ってみました。 いままでは「文章力は天性によるもの・地頭の良し悪しの問題」と無理やり腹落ちさせていたのですが、 本書を読み進めていくうちに、文章力はそんな高尚なモノではなく、 適切な言葉選びやムダな箇所を省略するなど、シンプルな技術の積み重ねだと学びました。 わかりやすい文章をかけるように、コツコツ頑張ります。

bookmeter

「てにをは」が間違っていても、主語と述語の噛み合わせが微妙に間違っていても、一応意味は通る。だけど、それで相手は果たして心地よく読んでいるだろうか? 相手が些細な日本語の間違いを人だったとしても、文章を正しく書くことで、無意識的な好印象を与えられると思う。 普段見過ごしてしまっている間違いを再認識するのに良い本。

bookmeter

その一方で、「あまりに基本的な内容過ぎて、意味がなかった」という評判もあります。

文章術に関する本を一通り読んだ人や、専門的にライティングの仕事をしている人には周知の事実も多いかもしれません。

てにおはの使い方や言葉の意味を理解して作る文章など、これは日本人のための本じゃないのかな?と疑ってしまうほど基本的すぎる事が沢山書かれていた。例文もちょっと微妙。中高生とかの文章を書いたことが無い人向けという感じかなー。

bookmeter

★☆☆大半は常識の内容。なるほど、と思ったのは77のうち5つくらいでした。もう少し内容を厳選して、価格と大きさを半分にすれば良いと思いました。

bookmeter

Amazonのレビューを見ると、「日本人には当たり前の事すぎる」という厳しい指摘もありました。

ただ、こういった感想を抱く人こそ本書を読んで、自分の文章を読み直した方がいいと感じます(1文目から「てにをは」を間違えているので…)。

日本人には当たり前の事が書きすぎている上に、コンセプトが抽象化されておらず応用に向かない。

各章に文例があるのですが、改善と称して完全な書き換え(原文にない情報も載る)など参考にならない。私はよく見せるために卑怯な方法を取ったと不快に感じました。

一応さっと目を通しましたが、作文の苦手な私にも学ぶ所は全くありませんでした。著者は大学で文章指導していると言うことですが、大学生の学ぶような内容ではないように思います。国語の成績が余程悲惨な方向けかな?

Amazon

文章力の基本には、77のヒントが書かれているため、いきなりすべてを実践するのは大変です。

「まずは第一章の内容だけ意識して記事を書く」「次は第二章で書かれていたことを実践する」という風に、少しずつでも取り組むのが大事です。